<ネタバレあり>
2012年になってもがらりと世界は変わるわけではないようなので
(出典:やりすぎ都市伝説)
いいことと楽しいことは書き留めて
いつでも頭の引き出しから取り出せるようにしておかなくちゃ、
やっていける自信ない。
そういうことはたいてい、日々とか
些細なイヤなことで埋もれてしまうから...KARA。
だから一生懸命思い出して書きます。
HATA MOTOHIRO CONCERT TOUR 2010-2011
-Documentary-
9/26本目
2010年12月22日(水)秋田市文化会館 大ホール
18:30 / 19:00 小雨&風
昨年7月のGREEN MIND秋田公演のときと同じ
秋田市文化会館かえってきた〜!
あの時に知り合った秋田在住のSさんにも
また会うことができました!!ヤター
数日前の寒波で雪がどかっと降ったものの、
ここんとこ天気がよかったとのことで
道にはほとんど残ってませんでした。雪。
でも風が強くて、けっこう寒かった。
Sさんは「こんなのぜんぜん寒くないほう」
って笑ってたけど、東北の寒さレベルやっぱ違う。
でも、これこれ!このとんがった寒さ!
それで秋田きた〜ってかんじしましたわ。
秋田すごい盛り上がりだったーーー!!!
秦くん、声、本調子でした!
フェイクも多めに吠えてました!
ファルセットのにゃ〜〜も冴えてました!(笑)
ツアー合間リハをしたそうで
バンドの仲良しっぷりが音になり、パワーアップしてて、
このバンド、さてはファイナル泣いちゃうな(笑)
と思った。
ぜひ、どっかでその映像、おさえていただきたい。
だって、アーティストにとって
キモになる3枚目のアルバムツアーです。
ユーミンも言ってたよ。
いろんなアーティストを見てても
自分自身の経験からも言えることだけど、
アルバムの3枚目からが本当の音楽制作が始まる気がするって。
セットリストは他の方に任せましてー
(うろなので)
♪今日もきっと
から続けざまに6曲やっちゃう
序盤の怒濤ブロック。
たしか2曲目
♪Halation
あとあたりで一回、
会場のあまりの盛り上がりっぷりに
「こんばんはー!秦 基博でーーーす!」
入って、
そんで、
「秋田、すごいなぁ!!」
ってうれしそうに笑顔で秦くん言ってくれたのが、
すごく嬉しかったってば。
ほんとすごかったんだってば。
当日券も出ていたので、
これは盛り上げないと次また来てくれなくなっちゃうー!!
と、なぜかひとり秋田の責任をしょってはみたものの
始まってみたらそんなの杞憂で
「待ってました!」感が
会場中からひしひし!!
それに応えるようにバンドは走り続け、
早い段階で汗が。
会場がすごくあったかかった(ほんとの温度が)のも
あると思います。
東北の屋内のあたたかさは、おもてなしです。
つか、東北の真冬の寒さ、
生死に関わるレベルですから。
「よかったら座ってください」
でおなじみ、
ひとり弾き語りブロックは
♪僕らをつなぐもの
でした!!
上手からのピンスポットに照らされて
聴かせますよねぇ...何度聴いても...
(一緒に見てたSさん、泣き曲だったそう!)
ここで暴露。前回行った倉敷では
♪風景
でした!!ハスキーな風景でしたねぇ。
暗いステージ。
じんわりとした余韻の中、バンドメンバーが再登場して
座りでバンドをじっくり味わえるブロック。
ギターの光太郎さんが忙しくなるブロック。
♪君のいた部屋
ギターのフレーズの生ループに乗せた情景描写と、
淡々と自問自答を繰り返す歌詞。
光太郎さんの前にあるたくさんの楽器、
例えば食器がカタリ音を立てるときのトライアングル。
鳥の鳴き声のようなバードコールなんかが絶妙に入ってきて
その空虚な情景がすごく広がって、浮かんじゃって、
私の泣き曲です。はい。
♪猿みたいにキスをする
楽曲の青くてせつない世界もさることながら、
ここの流れが、たまらないです。まじっす。
アルバムの中では実験的な楽曲ですが、
リズム隊とパーカッシブルなギターが気持ちよすぎます。
秦くん、親指ピック付けて弾きます。
だから低音が鳴って、より、リズムを強調するんですね。
見ちゃうんだ、右手。大事です、右手。
右手の動きがかっこいいです。私、何回「右手」言うんでしょうか。
え?手フェチだけ?あんなに右手ガン見しちゃうの...
♪Selva
どんどんね、こうね、曲が進むごとにリズムがね、(興奮気味)
座ってられなくなる流れ!!
これで座ってろってのが、
ドSだよねっ!!
...あ、失礼。興奮しちゃって。
盛り上がりブロックがまた、盛り上がったー
リアクションよくて、ノリよくて、
どんなリズムにも一糸乱れずついてく。
あれぞ
“秋田グルーヴ!!”
どっかで、曲中、秦くん
「あきたおばこー!」とか
「なまはげー!」つってたな。
“なまはげー!”って(笑)
♪パレードパレード
が盛り上がり、最高潮でしたね。
FIREさんにあおられ、跳んだ跳んだ〜
めちゃくちゃ、アツかった!!
光太郎さんとFIREさんに挟まれ、
秦くん、笑っちゃって歌えなくなる一幕も(笑)
楽しそうだった〜
♪夜が明ける
アウトロ、ギターで語り出す、光太郎さん。
ミッキーさんがピアニカを持って前へ〜
ドラムスの矢野さんもベースのFIREさんも
秦くんのところに集まって
全員集合!!
ミッキーさんのアイコンタクトで促され
ピアニカの鍵盤を一本指で叩く秦くん(笑)
それに呼応してミッキーさんが弾き、
みんなで
人力フェードアウト大会...
音が小さくなるたびにみんな腰が低くなって、低くなって、
しまいにはFIREさんが腹這いになってる
靴の裏しか見えないんですけどーー!!
楽器でコミュニケーションしてる〜楽しい〜楽しそう〜
けど見えない〜わはは
でもこのミニコーナー楽しかったです!!
拍手が鳴り止まなかった。
新鮮だったのが
♪アイ
イントロで、会場から
「おおお〜〜〜!!!!」
という、波のような歓声と拍手に迎えられておりました。
バンドの音で迫力の増した、アイでした。
♪ドキュメンタリー
きましたー終わりが近づいてきちゃったのね。
というせつなさと共に。
倉敷では転調してからの大サビの高いとこが出るのか
ハラハラして、
出ーーーたーーー!!
という意味で泣きましたが、
曲で、歌で、音で、純粋に泣きました。今回は。
壮大だったな〜
聴くたびに印象の変わる曲でもありますが、
本当に名曲。
「今回Documentaryというアルバムを作って、ツアーをまわっています。
でも、半分しか完成していない気がしていて。その土地で、
みんなが暮らす所で曲を聴いてもらって、それでやっと、
完成するんだと思います。ありがとう。」
深々とお辞儀をして、そんなことを言ってました。
拍手が何度も何度も、盛り上がって、
なかなか鳴り止みませんでした。
感動シーン。
秋田のノリ、好きだ!!
(あと会場前、係員の指示に即座に聞き入って、素早く3列で並ぶのとか、
前を横切るとき「すみません」って言わない人がめったにいない、
その律儀な県民性も好きだ!)
♪メトロ・フィルム
本編終了。
とある方の名言。
「そのライブの満足度はアンコール前の拍手でわかる」
仰る通り。
拍手の圧、すごかった。
物販Tシャツ着用で秦くん、再登場。
アンコール・ブロック。
メンバー紹介でミッキーさんがふられ、
ミッキーさん
「さっき前に出て行ったらほんと秋田美人ばっかで、秦くん前、いいね!」
秦くん
「(やや困惑)だから、ちょこ...あの、ちょっと、緊張します(笑)」
ミッキーさん
「ちょこ?(笑)」
秦くん
「(笑)」
そんなやりとりありーので、
最後の最後が
♪朝が来る前に
会場中を泣かして去って行ったよ。
深々と120度くらいのお辞儀で、去って行ったよ。
Sさんと感動の余韻を噛みしめ、無言の泣き笑い。
おもむろに最前列に行って、
ステージ床のカーペットをなでなでして
毛玉をむしり取ってきました。
もう、意味不明でしょ。行動が。
そしてこのまま、秦バンドは
函館→盛岡
東北ツアーシリーズへと
つながっていくのでした。
秋田公演後は郷土料理を食べたそうです。
もちろん、ハタハタも食べたって。
私とSさんは今回、もつ鍋で打ち上げでした〜
あの寒空&強風の中、
出待ちの数が去年よりも多かったけど
みんな風邪ひかずにちらっとでもメンバーを見られたのかな?
秦くん、バンドのみなさん、
せば、また秋田きてね〜
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