2011.06.07 Tuesday
ユウウツ
あ〜やだやだ。梅雨!!
ストレス解消に、鬼の形相で草むしりと芝刈り(手で!)してたら
近所のひとらしき、はじめて見るおじさんに
「たいへんだね〜」
って声かけられた。 笑顔で。
なにしろ鬼の形相で無心で…
正直に報告すると、ぶつぶつ独り言いいながらやってたから、
(←ともだちのみなさん!気持ち悪がらないで〜
ポジティブな暗示言ってただけだから!ね!)
あわててなんとか
俗世の言葉をさがして絞り出したのが
「(ゼーハーゼーハー)…お…お疲れさまです…」
なんか、挨拶まちがえたよね...
疲れてんのこっちだわ。
どう返せばよかったのか正解を知りたいです。
「わたしを離さないで」カズオ・イシグロ著
中盤まで読み進みました。
未来が決められている。ってどんな気分かしら。
自由だと言われながらも暗黙に
環境や素質により道はおのずと決まっているなら。
やりたくないことやってでも折り合いつけて生きなきゃならないなら。
(←実体験からの実感込めて)
どちらがいいのか悪いのかわからなくなる。
この本を知ったのはEテレでやってた
著者であるカズオ・イシグロさんの特集でした。
ともさかりえちゃんが朗読する
その数小節で、
「がつーん!」
ときたのでした。
そんなことをツイッターでつぶやいたわたしの、
アマゾンの購入ボタンを押す速さを早めたのが
とある方からのお返事。
以前、勤めていた
わたしの夢を叶えてくれた会社で出会った
音楽センス、言葉、物腰などなどを尊敬している
くまさん僧侶ってかんじのSさんが(尊敬してるって言ってるワリに..)、
「過去20年ぐらいでは世界最高レベルの小説だと思うよ。」
の言葉。
Sさんがそう言うならまちがいない。
「(購入ボタン)ポチッ」
番組内でも、ウィキってみても、
“長編小説『日の名残り』でイギリス最高の文学賞ブッカー賞を受賞。”
と、著者のことは紹介されていたものの。
それがどれだけ偉大な賞なのか知らないし。
近しいひとの言葉のほうが、
わたしには偉大なのでありました。
あと半分...梅雨に読まないほうがよかったのかな。
Sさんが言うには
「読み終わると、胃に鉛の塊が溜まった気分になります。」
とのこと。...いや、楽しみだ!
どうせユウウツな梅雨よ。
有無を言わせぬ、生きなきゃならない毎日よ。